環境エナジータウン直方の提案
⑴ 市民への参加呼びかけ、市民や事業所とPPA企業との仲介に適切な組織の選択 ⅰ 太陽光発電システムを設置する当事者は、さしあたり市民や事業所などです。このとき、ふるさと直方フォーラムは市民に取り組みへの参加を呼びかけるとともに、市民や事業所など…
3 筑豊炭田として官営八幡製鉄所と殖産興業時代を支えてきた伝統を共有する田川、飯塚、中間、宮若、福智町など筑豊地域の市民と市町村当局に呼びかけて電気の自給自足と地産地消を実現する。その成果として発生する余剰電力を八幡の日本製鉄に届けるプロジ…
2 引き続きPPA企業と連携し、市民の取組みにより環境エナジータウンを目指すムードを高めます。そして、市役所、商工会議所、農協など公的機関の賛同を得て上記1を展開した後、太陽光発電システムを市内の公共施設、小中学校、体育館、駐車場、ため池、…
一 太陽光発電システム(可能なかぎり蓄電池とセットで設置する。以下、同じ) 1 PPA企業と連携し、“環境エナジータウン直方”の創造に賛同する市内の住宅や事業所に太陽光発電システムを設置する。 直方にも太陽の光は降り注いでいます。私たちがその気になり…
初めに 基本的立場ーー“環境エナジータウン直方”着想の原点確認 「ふるさと直方同窓フォーラム」は2014年3月の発足以来、「未来志向でふるさとの直方と筑豊を再生し活性化しよう❣」を目標スローガンに掲げてきました。 「未来志向で」というのは上品な言い方…
以前、“環境エナジータウン直方を目指そう”の目標実現に向けて取り組む施策や事業プロジェクトを検討すると述べたことがあります(2021.10.10付“環境エナジータウン直方”を実現する施策やプロジェクトを提案します! )。これは、直方市全体、特に直方市役所が…
環境エナジータウン直方を実現させるた め、これまでリチウムイオン電池に始まり、 さまざまな環境エナジーの形態を勉強してきました。そして、それら環境エナジーに実際に取り組む方法として、環境省がリードしている全国100カ所予定の「脱炭素先行地域」に…
ふるさと直方フォーラムが目下、最大の目標に掲げている「脱炭素先行地域」として、11月1日、ことし4月に続いて2回目の選定地域が発表され、17道府県の20か所が選ばれています。参照ください。 「脱炭素先行地域」 全国20の地域が新たに選ばれる 2022年11月1…
ところで、「06 主な関連予算(環境省)」は、(案)とされていましたので、令和4年度予算としての成立を環境省のHPで確認しようとしました。そして、「脱炭素先行地域の選定・評価に係る配点」が公表されていることを知りました。 従来の補助事業等の実際…
(以下、文字の黒色は比山、青色は引用文であることを示しています。太字による強調は比山です) 6⃣―06 主な関連予算(環境省)とは別てすが(未確認)、「2050年カーボンニュートラルの先導的モデルの創出により、ローカルSDGsの実現を目指す」「脱炭素イノ…
6⃣―06 主な関連予算(環境省)では、大きくは2つの予算、つまり、「地域脱炭素移行・再エネ推進交付金」と「地域脱炭素実現に向けた再エネの最大限導入のための計画づくり支援事業」が紹介されています。 図1をご覧ください(4月21日に確認したところ、令…
(引き続き、文字の黒色は比山、赤色青色はガイドブック等の文章であることを示しています。ただし、太字にしているのは赤色青色を含め比山が重視しているなどを表わしています) 6⃣-04-Ⅰ-1 提案手続き [提案手続き] (23頁)という言葉自体からは、その意…
(引き続き、文字の黒色は比山、青色はガイドブック等の文章であることを示しています。ただし、太字は青色を含め比山が重視しているなどを表わしています) (22頁です) 【確認事項】は、地方公共団体実行計画(事務事業編および区域施策編)を策定又は改定し…
(引き続き、文字の黒色は比山、青色はガイドブック等の文章であることを示しています。ただし、太字は青色を含め比山が重視しているなどを表わしています) 6⃣-03-④-6 取組の進捗管理の実施方針及び体制 これについては下記のとおりの簡潔な記述です(ガイ…
(引き続き、文字の黒色は比山、青色はガイドブック等の文章であることを示しています。ただし、太字は青色を含め比山が重視しているなどを表わしています) ガイドブックの「4脱炭素先行地域の範囲・規模の特定」(20頁)を取り上げます。確認事項と評価事項は…
引き続き、文字の黒色は比山、青色はガイドブック等の文章であることを示しています。ただし、太字は青色を含め比山が重視しているなどを表わしています。 ガイドブックの「3 脱炭素の取組に伴う地域課題の解決や住民の暮らしの質の向上」(19頁)を取り上げ…
引き続き、文字の黒色は比山、青色はガイドブックの文章であることを示しています。ただし、太字は青色を含め比山が重視しているなどを表わしています。 6⃣-03-④-1-2 地域特性に応じた温暖化対策の取組(民生部門の電力以外のエネルギー消費に伴うCO2や…
6⃣-03-④は選定に関する実体的な情報を、【確認事項】、【評価事項】、そして、一部については【確認事項の該当性の確認方法】という3つの項目につき解説しています。 この3つの項目を正確に言いますと、申請しようとする地域の民生部門における「CO2排出…
脱炭素先行地域に選定してもらうためには、夢や希望だけではダメで、しっかりした計画を立て、それを着実に前に進めることのできる体制を用意することが求められています。この点、ガイドブックは、計画の実現可能性を含め、以下の四角枠で示しています「脱…
以下では、ガイドブックの他に、『地域脱炭素ロードマップ』』(副題「地方からはじまる、次の時代への移行戦略」全55頁、以下、ロードマップ)も随時、参照引用します。そして、青色字はガイドブックまたはロードマップからの引用文章であることを示していま…
はじめに 「地域脱炭素ロードマップ」は2021年6月9付けですが、その後、同年12月24日付けで「脱炭素先行地域づくりガイドブック」 (以下、ガイドブック https://www.env.go.jp/press/files/jp/110359/117269.pdf )が公表されています。 ガイドブックの作…
※ 以下、青色は紹介・引用している文献の記事であることを示しています。また、太字や下線などの強調は、明記していなければ、すべて比山によります。 4⃣ 「脱炭素官民ファンド」の創設 民間企業が取り組む地球温暖化対策の事業に出資する「脱炭素官民ファン…
⑴ 「地域脱炭素ロードマップ ~地方からはじまる、次の時代への移行戦略~」の発表(令和3年6月9日、全55頁) 2021年6月9日に第3回国・地方脱炭素実現会議が開催され、『地域脱炭素ロードマップ』が決定されています(副題「地方からはじまる、次の時代…
1⃣ 深刻化する気候変動と脱炭素に関する「地域脱炭素ロードマップ」の状況認識 「地域脱炭素ロードマップ」の冒頭で示されている深刻化する気候変動と脱炭素に関する状況認識は以下のとおりです。 2018 年に公表された IPCC「1.5℃特別報告書」では、世界全体…
はじめに 脱炭素社会の実現を最終目的とする「改正地球温暖化対策推進法」(以下、温暖化対策推進法)が去年5月に成立しています(※1)。同法は今年4月からの施行です。同法の目標と採用している施策と手法について、私はかなり高い評価をしていまして、同法が施…
11月17日(水)~19日(金)、インテッテクス大阪で開催されたスマートエネルギーWeekに参加しました。 11月17日(水)~19日(金)、インテッテクス大阪で開催されたスマートエネルギーWeek 一日平均4つのセミナーに出席し、8人の方の講演を聞き、別に展示会場内…
ふるさと直方フォーラムは、去年(2020年4月3日と4月4日)、“環境エナジータウン直方の提案”を発表しました。それから1年半近くが経ちました。今日からは、提案を具体化する施策やプロジェクトなどの取組みについてお話ししたいと思います。本論に入る前に、…
中国も大規模「太陽光発電+蓄電池」を重視しています。中国の蓄電池生産が日本を追い越していることについては前に(2020.9.7付け)紹介しました。また、中国の太陽光発電生産は世界一と発表されています。ただしこれまでは中国の蓄電池生産と太陽光発電の生産…
先日の早朝、布団の中でラジオを聞いていて「欧州全体でEVシフト、車載用バッテリー電池生産に向け活発な投資」のビジネスレポートをチラリと耳にしました。未確認ですが、NHK国際部・松崎浩子「欧州の電気自動車バッテリー戦略」2021年4月8日(木)かと思…
2⃣ もう一つの記事は、政府が地球温暖化対策推進法(温対法)の改正案を閣議決定(令和3年3月2日)したというものです。 ⑴ 改正案は、2020年10月の「2050年カーボンニュートラル」宣言を受け、地球温暖化対策を推進する上での基本理念として、2050年までの脱炭…