ふるさと直方フォーラム

《目標スローガン》 “人とモノとカネが往来し、循環する直方と筑豊を創ろう‼”  ふるさと直方と筑豊の再生に取組む主体をふるさと直方を愛するみんなで創ろう❣

初めに  基本的立場ーー“環境エナジータウン直方”着想の原点確認  ⑵ 2023.8.9

初めに  基本的立場ーー“環境エナジータウン直方”着想の原点確認

 「ふるさと直方同窓フォーラム」は2014年3月の発足以来、「未来志向でふるさとの直方と筑豊を再生し活性化しよう❣」を目標スローガンに掲げてきました。

 「未来志向で」というのは上品な言い方ですが、端的に言うと、福智山と遠賀川のあるふるさとから十分な恩恵を受けて育った者として、これからは自分の余生を楽しむ以上に、恩返しとして私たちの子どもや孫・ひ孫、そして30年後、50年後を生きる人たちに、私たちと同じように愛着心を抱くことのできるふるさとを引き継ぎたいという気持です。

 この目標スローガンを実現に向けて取り組むときの運動論として、“地域のなかに成長・発展の種を見出し(内発的)、外部とも交流し外部の良さを取り込みながら、みんなが参加して持続性ある発展モデルを築いていこう”という「内発的外部交流型持続的発展モデル」に共鳴していました (「内発的外部交流型持続的発展モデルの提唱 “地域のなかに未来へとつながる種を見出そう! 外部とも交流し、みんなが参加して持続性ある発展モデルを築いていこう!」2019.6.24)。

 そして、「未来志向でふるさとの直方と筑豊を再生し活性化しよう❣」を一歩前に進めて表現したものが、“環境エナジータウン直方を目指そう”でした。ですから“環境エナジータウン直方”を目指すときにも、内発的外部交流型持続的発展モデルは当てはまります。この点は一貫しており、変わりません。また、そこには、しっかりとした経済基盤のあることが健全な社会が成立するために不可欠との信念も反映することになります。

 また、内発的外部交流型持続的発展モデルでは持続性があることが重要な要素です。偶然の外部事情により一時的に繁栄がもたらされても、そこには持続性がありません。持続性を実現するためには、地域のなかに成長・発展の種を見出し(内発的)、その成長と発展が実を結び、地域内に浸透していく仕組みを確立することが重要だと思います。この点、ヒトとモノとカネが地域内 (直方、筑豊、福岡)を循環する仕組みを確立できたときこそ、持続性が実現されるのではないかと考えています。

 

 今日は、以下に続く次の章の目次のみを示しておきます。

一 太陽光発電システム(可能なかぎり蓄電池についてもセットで考える。以下、同じ)

 1 PPA企業と連携し、“環境エナジータウン直方”の創造に賛同する市内の住宅や事業所に太陽光発電システムを設置する  

 2 市役所や農協など公的機関の賛同を得て、PPA企業と連携し、太陽光発電システムを市内の公共施設、小中学校、駐車場、ため池、耕作放棄地を含む農地に設置する

 3 直方だけでなく、筑豊炭田として官営八幡製鉄所と殖産興業時代を支えてきた伝統を共有する田川、飯塚、中間、宮若、福智町などの市民と市町村当局に上記1と2を呼びかける。 

 4 自給自足の太陽光発電システムを設置した市民や事業所などに対する永続的なケアと「地産地消型VPP(仮想発電所)」として活動する「地域新電力」事業をスタートさせる 

 5 上記2、3、4の成果として発生する余剰電力を使って充電した蓄電池あるいは水を電気分解して得られる水素を圧縮水素として、遠賀川英彦山川などを利用して八幡の日本製鉄に届けるプロジェクトを実行する。 

 6 ふるさと直方フォーラムが果たす役割

   7     補足 蓄電池の併設、

                                以上