2023-01-01から1年間の記事一覧
国立社会保障・人口問題研究所が、2050年までの「地域別将来推計人口」を公表しました。 それによると、2050年に日本の総人口は20年比2146万人減の1億468万人となるそうです。東京への一極集中がさらに進み、東京都を除く46道府県で20年の…
6 Coco テラスたがわの「今後のビジョン」 Coco テラスたがわは、「今後のビジョン」として、「環境、エネルギー、産業、福祉、観光、災害対応など田川市が抱える様々な課題をワンストップで解決できるオンリーワン企業を目指す」と述べています(中川・地域…
5 Cocoテラスたがわの出資者と経営責任者 Cocoテラスたがわの最高責任者である社長職にパシフィックパワー(株)の幹部が社長に就任していること、そして他にもう一人、当時の田川市建設経済部長も(共同)社長に就任しています。以下では、Coco テラスたがわが…
4 Cocoテラスたがわの活動状況と成果 再生可能エネルギーに着目して地産地消を実現することは、脱炭素社会を形成し、エネルギーの安全保障にも資するだけでなく、経済の地域内循環を生みだし持続する地域社会を創る確実な一歩になると言われています。この…
ロ 事例2‐4 Cocoテラスたがわ株式会社 「地域新電力事例集」で紹介されているCocoテラスたがわの【ポイント】と「事業目的・ビジョン」は次のとおりです。 【ポイント】 「地域内資金循環を促進するほか、地域産業の振興を図っている」 「事業目的・ビジョ…
なんとなく、嬉しく暖かくなるニュースを見ました。 飯塚市の庄内中学校の校庭にある、高さ20メートルのメタセコイアの木に、生徒や市民がイルミネーションを飾りつけ、点灯式が行われたという話です。 学校のフェンスには生徒たちが紙などで作ったランタン…
初めに「地域新電力事例集」(2021年3月。以下「事例集」としています) と次の①~④の文献を参照して検討します(すべてWEBでタイトル検索して閲覧できます)。 ①加藤 伸一・日経BP総研クリーンテックラボ「福岡県みやま市、挑戦的な地域新電力に見る『理想と現…
先日、クローズアップ現代「電気代の不安▼住宅用太陽光パネルで“創エネ”暮らしどうなる」([総合] 2023年10月04日)を見てくださいと述べました。その後、NHKのHPに番組内容のフルテキストが公表されています。 NHKの人気番組だけあって、写真と図をふん…
ⅰ 以前、2で、「PPA企業と連携し、市民の取組みにより環境エナジータウンを目指すムードを高めます。そして、市役所や農協など公的機関の賛同を得て太陽光発電システムを、市内の公共施設、小中学校、体育館、駐車場、ため池、耕作放棄地を含む農地に設…
1分間のトライアル視聴が可能です。番組をすべて見るには、ログインしてください。 見逃し 10月4日 午後7:30-午後7:57 放送 トライアル視聴 クローズアップ現代 電気代の不安▼住宅用太陽光パネルで“創エネ”暮らしどうなる 10/4(水) 午後7:30-午後7:57 https:…
ⅰ 家庭や事業所に設置された太陽光発電で発電した電気を売り買いする「地域新電力」として活動し、電気の地産地消を実現したいと述べましたが、電気の売り買いという活動を行うには、電気を物理的に管理制御する能力が必要です。パンなどの有形の商品であれ…
ⅰ「地域新電力」を設立する最大の狙いは、電気の地産地消を実現し、住民が支払う電気料金が地域内で循環する経済の地域循環に貢献することです。 前にみやま町における電気の地産地消に関する図を示しましたが(2⑷、2023.8.13)、ここではもう一つ、60年以…
⑴ 市民への参加呼びかけ、市民や事業所とPPA企業との仲介に適切な組織の選択 ⅰ 太陽光発電システムを設置する当事者は、さしあたり市民や事業所などです。このとき、ふるさと直方フォーラムは市民に取り組みへの参加を呼びかけるとともに、市民や事業所など…
3 筑豊炭田として官営八幡製鉄所と殖産興業時代を支えてきた伝統を共有する田川、飯塚、中間、宮若、福智町など筑豊地域の市民と市町村当局に呼びかけて電気の自給自足と地産地消を実現する。その成果として発生する余剰電力を八幡の日本製鉄に届けるプロジ…
2 引き続きPPA企業と連携し、市民の取組みにより環境エナジータウンを目指すムードを高めます。そして、市役所、商工会議所、農協など公的機関の賛同を得て上記1を展開した後、太陽光発電システムを市内の公共施設、小中学校、体育館、駐車場、ため池、…
一 太陽光発電システム(可能なかぎり蓄電池とセットで設置する。以下、同じ) 1 PPA企業と連携し、“環境エナジータウン直方”の創造に賛同する市内の住宅や事業所に太陽光発電システムを設置する。 直方にも太陽の光は降り注いでいます。私たちがその気になり…
初めに 基本的立場ーー“環境エナジータウン直方”着想の原点確認 「ふるさと直方同窓フォーラム」は2014年3月の発足以来、「未来志向でふるさとの直方と筑豊を再生し活性化しよう❣」を目標スローガンに掲げてきました。 「未来志向で」というのは上品な言い方…
以前、“環境エナジータウン直方を目指そう”の目標実現に向けて取り組む施策や事業プロジェクトを検討すると述べたことがあります(2021.10.10付“環境エナジータウン直方”を実現する施策やプロジェクトを提案します! )。これは、直方市全体、特に直方市役所が…
環境エナジータウン直方を実現させるた め、これまでリチウムイオン電池に始まり、 さまざまな環境エナジーの形態を勉強してきました。そして、それら環境エナジーに実際に取り組む方法として、環境省がリードしている全国100カ所予定の「脱炭素先行地域」に…
珍しいタイプと思いますが、私は深夜などに目が覚めたとき、スマホでNHK・World・Japanを見聞きしています。どのプログラムを見ようか聴こうかと思ってウロウロしているとき、「長崎街道」(約27分)に気づきました。サイクリングで長崎街道を走るものらし…