いささか恥ずかしい気はしているのですが、5月5日子供の日は私の誕生日でした。子どもの頃から可愛いかったりキレイな花よりも、自分が生まれた季節の青葉若葉が好きというか自分には断然似合っているという感覚があったせいか、誕生日の朝、心の奥底から新緑に浸りたい気分になりました。
それで先日、神戸新聞(2022/05/02)で丹波篠山市の里山にキャンプ場とレジャー施設がオープンしたという写真入り記事を見かけたことを思い出し、車の運転はあまり好きじゃないのですが、神戸の自宅から80キロほど真北にある丹波篠山の里山までバースディドライブしました。
道中、高速道路の両側に見える山の緑にたっぷり浸たることができ、それだけで随分嬉しく感じました。1時間あまりのドライブで里山にあるキャンプ場に着いたのですが、四点ほど報告したいことがあります。
一つは、キャンプ場に新しく建てられた木造のシンボルハウスです(写真①)。ふるさと直方フォーラムHPで背景画にしている建物と外観の印象が似ています。ただそれだけのことですが、最初に醸し出す印象が似ているというのは、施設のあり方について同じようなイメージを持っているからではないかと興味深く思いました。
二つは、このシンボルハウスにほとんど隣接して「草山温泉 やまもりの湯」があります。HPで見ると、立派な内装です。お昼頃、かなりの人が温泉入口を訪ねてきていました。私も温泉に浸かるのを楽しみにしていましたが、当日はたしか15時開業とのことで利用できませんでした(通常は午前11時~午後9時)。
三つは、キャンプ場内にゴーカートを楽しむことができる50メートル四方位の広場があって、子どもたちが楽しそうに遊んでいました(写真②)。ふるさと直方フォーラムでは道の駅構想を提案していますが、子どもたちがのびのび楽しめるこんな施設を絶対に取り込みたいと再確認しました。
四つは、この施設全体を設置し運営しているのが、自治体とか道の駅でなく、大谷教育文化振興財団という公益活動に取り組む民間団体ということです。道の駅もそうですが、自治体に働き掛け、自治体が動くことにならないと始まらないと思い込んでいましたので、これはとても大きな発見でした。 (了)