ふるさと直方フォーラム

《目標スローガン》 “人とモノとカネが往来し、循環する直方と筑豊を創ろう‼”  ふるさと直方と筑豊の再生に取組む主体をふるさと直方を愛するみんなで創ろう❣

スポーツ文化ツーリズムの可能性を探究しよう! 2019.1.28

 これまで、産業振興,観光振興,移住定住促進,少子化対策などの分野で各自治体が地方創生に取り組んできていますが、最近、全国各地でスポーツを地方創生の手段とする「スポーツツーリズム」の取り組みが活発になっているとのことです。あまりなじみのない言葉ですが、平たく言うと、スポーツを生かした地域活性化・まちづくりです。

 

 「スポーツで地方に人を集める仕組みをつくる」を提唱している日本スポーツツーリズム推進機構の中山哲郎事務局長によると、「各地がスポーツで地域創生に取り組む場合、一つ一つの競技と、地域特有の産業や歴史、健康づくりと絡めれば、スポーツツーリズムとしての魅力が増すことでしょう。どんな地域においても、スポーツツーリズムで地域振興につなげる可能性はある」(スポーツと地方創生)とのことです。

 

 政府内では、スポーツ庁環境庁文化庁の三庁が連携してスポーツ文化ツーリズムに取り組んでいるようでして、スポーツ庁のHPを見ると、「平成29年度スポーツによる地域活性化推進事業(運動・スポーツ習慣化促進事業)取組事例集」などが公表されています。   

具体的には、「旅行×スポーツ」「合宿×スポーツ」「イベント×スポーツ」「食×スポーツ」などの組み合わせで考えられているようです(参照、日本政策投資銀行「わが国スポーツ産業の発展可能性と スポーツを核とした街づくりを担うスマートベニュー」。) 

 

 直方の場合、日本の大半の自治体と同様、プロスポーツチームが拠点とするような一流の施設ハコモノを作れば何とかなる訳ではないし現実的でないでしょうから、どのようにしてスポーツを生かした街の活性化をするか、一段の創意工夫が求められます。

 

 それでも、ふるさと直方フォーラムがすでに提案している“道の駅構想”を土台にして、参加した人たちに「また参加したい」「もう一泊して観光してみよう」「せっかくだから美味しい名物を食べに行こう」と思わってもらえるようなイベントを、オール直方の市民が参加し、近隣の自治体ともタイアップして工夫してみませんか。そうして、「新しいお祭り」として直方のスポーツ文化ツーリズムを盛り上げていきましょう。