任期満了に伴う岐阜県知事選挙が先日(2017年1月29日)行われ、無所属の現職で、自民党県連、民進党県連、それに、公明党の推薦を受けた古田肇氏が4回目の当選を果たしたという。
現職で4回目の当選、そのうえ自民党、民進党、公明党の推薦を受けた人の当選だから、それ自体、少しも面白くないが、当選確実を受けてNHKニュース(1月30日 0時16分)の中で彼が言っていることに関心を持った。そのまま引用すると、次のようだ。
岐阜県知事選 現職の古田氏 4回目の当選 | NHKニュース
古田氏は「選挙を通じて県内各地を回る中で、人口減少や少子高齢化が身の回りの現実の問題になっていると感じた。地域の資源を見つめ直して地域の魅力を大いに伸ばしていかなければならない。ふるさと岐阜に対する県民の誇りや愛着、愛情をしっかりと作り上げていきたい」と述べました。
知事を3期務めた後、4期目を目指す選挙運動期間中に「人口減少や少子高齢化が身の回りの現実の問題になっていると感じた。」というのには、「えー、今頃になってようやく切実に感じたの!?」といぶかしく思うだけだが、後半は凄く正しいと思う。
なぜなら、私たちが2014.3.13付け「ふるさと直方同窓フォーラムの提案」を公表したとき以来、その 《目標スローガン》は以下のようであったのだから。
◎未来志向でふるさとの直方と筑豊を再生し活性化しよう❣
・若い世代がふるさとを誇れる街にしよう!!
・シニア世代がふるさとで安心して快適に暮らせる街にしよう!!
・ふるさと出身者がUJターンしてふるさとで暮らしたくなる街にしよう!!
だから、古田肇氏の発言を私たちなりに表現すると次のように言える。
直方と筑豊の「地域の資源を見つめ直して地域の魅力を大いに伸ばそう。ふるさと直方と筑豊に対する人々の誇りや愛着、愛情をしっかりと育くもう」
これが、直方と筑豊における施策を考えていくときの出発点だ。