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クロ現国谷キャスター、最終回1分30秒の挨拶! 記事の紹介 

 アメリカではヒラリーが女性初の大統領になりそうだが、日本でそんな人を探すとすれば私は国谷裕子さんを一番にあげる。記事中の表現だが、「国内、海外の変化の底に流れるものや、静かに吹き始めている風」を虚心坦懐に捉え、その風が意味することについて、日本国憲法の原理と価値観から、いやそれ以上に納得できる世界観や社会観、人間観、産業観などもあったような気がするが、鋭く切り込んでいく姿勢は本当にすばらしかった。彼女の番組最後の挨拶を紹介する記事を見かけたので、記念のため、ここにコピーして貼り付けさせていただく。

 

NHKクロ現最終回、国谷キャスター1分30秒あいさつ 

朝日新聞デジタル 滝沢卓 2016年3月17日22時36分

写真・図版

最後のあいさつをする国谷裕子キャスター=17日のNHK「クローズアップ現代」から

 1993年に始まったNHKの報道番組「クローズアップ現代」が17日、最終回となり、国谷裕子キャスター(59)が番組の最後で「長い間本当にありがとうございました」とあいさつした。

 国谷さんのあいさつは約1分30秒。「23年間、視聴者の皆さまからお叱りや戒めも含め、大変多くの励ましをいただきました。国内、海外の変化の底に流れるものや、静かに吹き始めている風をとらえようと、日々もがき、複雑化し見えにくくなっている現代に少しでも迫ることができれば、との思いで携わってきました。23年が終わった今、そのことをどこまで視聴者の皆さまに伝えることができたのか、気がかりですけれども、長い間番組を続けることができましたのは、ご協力いただきました多くのゲストの方々、そして何より番組を見てくださった視聴者の皆さまのおかげだと感謝しています」と話した。

 また国谷キャスターはNHK広報局を通じ、「23年前に『クローズアップ現代』という番組に出会って以来、見えないゴールに向かって走り続けてきたように思えます。時代が大きく変化しつづける中で、物事を伝えることが次第に難しくなってきましたが、今日という日を迎えて、自分の人生に大きな区切りをつけることが出来たとの想いです。番組を通して出会った人々から得られた多くのことを今後に活かしていきたいと思っています」とコメントした。

 この日のタイトルは「未来への風~“痛み”を越える若者たち~」。ノンフィクション作家の柳田邦男さんをスタジオに招き、国会前で安保法廃止を訴えている学生団体「SEALDs(シールズ)」の中心メンバー奥田愛基さんや、過酷な労働環境を改善しようとしたり、地域の課題に取り組む団体に融資するNPOを立ち上げたりした若い世代の姿を伝えた。

 4月4日からは番組名が「クローズアップ現代+」となり、放送時間も午後10時に移る。(滝沢卓)