ふるさと直方フォーラム

《目標スローガン》 “人とモノとカネが往来し、循環する直方と筑豊を創ろう‼”  ふるさと直方と筑豊の再生に取組む主体をふるさと直方を愛するみんなで創ろう❣

大塚新市長の「道路などの基盤整備は着実にやっていく」発言 2019.5.2 ー 当選した大塚新市長と新しい市議会のみなさんへのお願い 第4回-

 新聞報道によると、当選した大塚氏は壬生氏の市政を検証して「見直すべきは見直す」「(壬生氏は)ことごとく事業や政策にストップをかけた。お金はないが、道路などの基盤整備は着実にやっていく」と述べています。希望ある直方の将来像の中で位置づけられる道路などの基盤整備は必須であると思います。また、掲げた公約を実行しようとするのも当選候補者として当然です。

   しかし、基盤整備=社会インフラとしての道路等の整備を実施するには巨額の予算が必要ですから、長期の地方債を発行するなどして実施されるのでしょう。そのため、償還などの義務を将来世代に負わせることは不可避です。要するに、人口増加や大きな経済成長は期待できない現在、将来世代が道路整備の恩恵をより多く受けると自信をもって言えるような場合にのみ、地方債等を発行 (=借金を) してでも道路整備等の基盤整備をすることが許されると考えます。

    したがつて、事業実施の必要性、特に直方の将来像についての長期計画との適合性などについて、直方市の財政状況を踏まえた十分な説明をお願いしたいと思います。そして、直方の将来像やそれを実現するための長期計画は、まさしく市民に開かれた形で、市民も参加して形成された合意に基づくまちづくりプランでなければいけません。また、この直方のまちづくりプランを策定するさい、直方の将来像を実現していくプロセスにおける財政状況に関する情報を、市民に分かりやすい形でみんなで共有できることが必要です。

    市長や市職員および市議会議員だけでなく、直方市民みんなが財政状況に関する情報を共有し、責任ある態度で明日の希望ある直方を創っていかなければならないと思うのです。このため、最大限可能な範囲で、議論や検討の経過と結果を市の公式HPなり公報で市民に分かりやすい内容と方法で説明し、公表していただくようお願いします。