ふるさと直方フォーラム

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新元号「令和」のために安部首相は平成天皇退位のお言葉に対する謝辞を実際の行動で示して。2019.5.1

前に、法の支配に従う公人としては、国会が制定する「法律」と行政権限を有する者が発する政令・省令を含む行政規則を連想させる「令」の区分に最大限に敏感であるべきだと述べました。元号「令和」には大きな違和感を感じる❣ 2019.4.2

 

ところで、大和民族であるとか日本文化の由来について、私はありのままを知り、それを素直に受け入れたいと思います。先日、しまなみ海道サイクリングの途中、生口島瀬戸田にある平山郁夫美術館に立ち寄ったが、平山郁夫画伯が日本の美と芸術文化の原点を求めて何度もシルクロードを訪ねて創作活動を続けたことを知り、とても感動しました。

 

さて、漢詩万葉集の元となる詩があり、学術的検証が不十分であったとの指摘が中国文学者たちからなされているそうです。無論、そうした学術的検証は重要ですが、それ以前に私はどうしても直感的に反応してしまいます。

 

それは、たしか第一次安部内閣が成立した2006年頃、安部首相は「美しい国 日本」をスローガンにしていたからです。この「美しい国 日本」の「美しい」とは、個人の尊重や平和より、憲法を改正し、軍備と安全保障体制が強化された国を思い描いていたことが、今日に至る経過のなかで明らかになってきています。これに、安部首相の祖父、岸信介による1960年安保からの60年近い出来事が加わると、直感は絶対的なものになってしまうのです。

 

そんな私の感覚からすると、国書にこだわる安部首相の姿勢からは、令の語義として、「人々が美しく心を寄せ合う中で、文化が生まれ育つ意味が込められている」ということにはどうしても納得がいかず、むしろ他国文化に対する偏狭さであるとか、劣等感の裏返しのようなものを感じてしまいます。

 

平成天皇退位のお言葉に対する安部首相の謝辞は立派であったと思いますが、今度はそれを実際の行動で示して欲しい。謝辞の言葉が実践されれば、「美しい」日本をかなり素直に受け止めることができると思うのです。

 

その他、安倍首相の言動と新元号「令和」に関し、NHKは視聴契約を強制できる公共放送の名に値しない祝賀一辺倒ですが、以下の勇気ある有益なサイトを参照できました。他にもありますが、ここでは読むに値する5つを紹介します。

 

 

 

 

次のは多くの新聞社説の論調を紹介しています。