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舛添前知事の野球観戦公用車使用について東京都監査委員が勧告 2016.8.1

   次回には、「1年を経過した壬生市政に対する賛否両論を続けて述べ、客観的で公正公平な評価をすることにしたい。」と述べていたが、その準備ができないうちに、舛添要一前知事が野球観戦などに行く際に公用車を使用したことについて、東京都監査委員
の勧告が出たようだ。以下にコピーしているのは読売新聞だが、NHKや産経新聞でも報じている。監査委員が監査請求に対して肯定的な結論を出すのは、全国的にも極めて少なかったから意外であるが、関係性に照らし、ここに紹介しておきたい。
 
 同じ公用車使用に関する問題だが、舛添氏が「公務にあたる」と説明していたのに対して、壬生市長の場合は自分の法律事務所への行き来について監査請求されている点が異なる。したがって、法律事務所に行き来することを、自宅への往復のように捉えることができるか、それとも、「公務に支障のない範囲で刑事弁護活動をする」と壬生市長自身が言明していたように、公務ではない刑事弁護活動のためであったとされるかで、監査請求に対する結論が異なってくるのではないか。前者であれば、市長として認められる通勤方法であるから問題はないことになるが、後者であれば、公務でないことが明らかである。

2016年08月01日 19時02分 読売新聞

公用車で野球観戦、舛添前知事に経費返還を勧告

 東京都監査委員は1日、舛添要一前知事が野球観戦やコンサートに行く際に、公用車を使用したことについて、「知事の裁量の範囲を逸脱している」として、住民監査請求を認め、都に対し、前知事に公用車使用の経費の返還を求めるよう勧告した。

 都は、今月末までにガソリン代や運転手の人件費などを算定し、舛添氏に返還請求を行う見通し。都監査委員が勧告を出すのは13年ぶり。

 監査結果によると、舛添氏は家族同伴で、昨年8月に2回、東京ドーム(文京区)で巨人戦を観戦し、同12月にはNHKホール(渋谷区)で開かれたコンサートに行っていた。

 舛添氏は辞職前、いずれも「公務にあたる」と説明したが、監査委員は「私的活動との疑念を強く持たれる状況にある」とし、家族が同伴したことや、私的活動であることを否定する情報がないことから、都の公用車使用に関する規則に違反していると判断した。